中国華南・品質道場中国華南の生産現場から品質改善

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5S+スマイル 22:51
大変気持ちの良い工場を訪問させていただいた事がある.

日系中国工場では従業員が,上司やお客様に挨拶をきちんとするところが多い.
しかしその工場では同じように挨拶をされても,なんだかとても気持ちが良いのだ.挨拶をされるたびにこちらも思わず微笑が出る.

何が違うのだろうかと考えながら工場を案内していただいていた.
ふと見やった工場の壁にその答えがあった.

壁には5S:「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「素養(中国語で躾のこと)」の他に「安全」「微笑」「節約」の3つの標語が掲げられていた.

この「微笑(スマイル)」こそがその答えだった.
挨拶をしてくる作業員やスタッフたちは女性も男性も皆微笑みながら挨拶をしているのだ.

笑みをたたえながら挨拶をされれば,こちらも思わず微笑みたくなる.

朝顔を合わせたら微笑みながら「おはようございます」と言う.
仕事がつらくても微笑みながら「お疲れ様」と言う.
上司に叱られても微笑みながら「ありがとうございます」と言う.

スマイルの効果は大きい.
スマイルはココロをポジティブにする.
ポジティブなココロは行動をポジティブにする.
ポジティブな行動はポジティブな成果となりスマイルにつながる.

そしてスマイルは周りに伝染して職場全体が明るくなる.

サービス業ではスマイルが直接顧客満足につながる.工場でもスマイルは従業員満足につながり,規律と生産性・品質の向上に役立つだろう.


以前,私はある工場でこんな指導をしたことがある.
クリーンルーム内で作業者の防塵着の着方に乱れが散見された.
不良の原因となっている埃は着衣から出る繊維質のものが大半を占めている.
彼らには朝礼のときに2名ずつ向かい合い,お互いに微笑みながら着衣の乱れを直しあうように指導した.

母親が子供のボタンをかけるように,妻が夫のネクタイを直すように,笑みをたたえて着衣の乱れを直してやれば,上司から叱られるより何倍も効果があるだろう.

このような活動の成果は,すぐには見えないかもしれない.
しかし確実に良い企業風土を作り上げる.
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品質は掛け算 00:33
あとで読む品質保証は全てのプロセスの成果の掛け算です.

品質は掛け算

製品実現にかかわる全ての人の成果の掛け算です.足し算ではなく掛け算.つまり誰か一人でもゼロを取れば,全体の結果もゼロになります.

一人ひとりがこれをよく理解し,仲間に迷惑をかけない,自分の責任をきちんと果たすことによって顧客が満足する品質が得られるのです.
従って品質保証の責任は,一人ひとりが持つものです.品質保証部が品質を保証するわけではありません.
品質保証部の仕事は,一人ひとりが品質保証できていることを確かにすることです.

「一人は全てのために,全ては一人のために」


品質は「人質」です.人質とは技術や技能ばかりではなく,この様な「品質第一のココロ」が必要です.品質第一のココロを全従業員に根付かせることが,品質保証部の重要な役割です.

ではどうすれば,品質第一のココロを持たせられるか?
品質のココロは「命令と服従」によって養えるものではありません.「説得と納得」で教えなければなりません.
そのためには,「物語力」が必要です.感動による納得で理解させる.

私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。右にご紹介する2冊の本は,上田市にある専門学校で就職指導をしている比田井和孝先生の本です.
彼の「私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分」を読んで大変感動し,上田市までお目にかかりに行ったことがあります.
彼は若い専門学校生に,働くことの意義と喜びを教えておられます.
私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分
こういうことを工場で働く若い中国人に教えることが出来れば,すばらしい工場になるはずです.
比田井先生がどんな話をして若者のココロを育てているか参考にしてみてください.


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ホウレンソウ 13:50
 ホウレンソウというのは「報告・連絡・相談」のことだ.日本の企業では当たり前のことだが中国ではなかなか難しい.
日系企業でも「報・連・相」という標語が張り出している工場を見たことがある.しかし「ホウレンソウ」のように分かりやすいインパクトはない.

中国の会社で「ホウレンソウ」がうまく行かずに困っている幹部の方も多いのではないだろうか.
部下がきちんと「ホウレンソウ」ができないと嘆く前に,自分が部下に対して「ホウレンソウ」ができるようにしているかどうか見直したほうが良い.
部下がきちんと報告できないのは,能力が足りていない場合がある.上司の部下育成の努力不足である.連絡・相談も普段からコミュニケーションがうまく行っていなければ,期待するほうが無理だろう.

こんな極端な例はあまりないかもしれないが,私がセミナーに使っていたホテルの例を紹介しよう.
このホテルは4つ星ホテルで,その地域では老舗のホテルである.

定例でこのホテルでセミナーを開催していたが,セミナー開催の一週間前に担当の女性から電話がかかってきた.「セミナー会場は,月餅の倉庫になっているので使用できない」との報告だ.
中国では中秋節にどのホテルも月餅の販売に力を入れており,その月餅がセミナーを開催予定の会議室にいっぱい積み上げられているというわけだ.
いきなりそんな連絡を貰っても困る.
大体中秋節は毎年の恒例行事であり,事前に分かっていたはずだ.
月餅販売の担当者と会議室担当者の間で連絡がきちんとできていない証拠である.
結局私のセミナーはホテル内のレストランの個室で開催された.

その次の回は会議室の予約が入っておらず,私がホテルに到着した時点で何も準備がしてなかった.
担当の女性はセミナー開催の直前に別の部署に異動になっていた.

3回目は心配だったのでセミナー開催の4日前に,営業部の経理(日本で言えば部長)に電話で確認をした.
しかし又予約がスタッフに伝わっておらず準備がしてなかった.問題の経理は春節前で長期休暇をとっていた.上司からしてこれである.

たまたま2回とも他に予約が入っていなかったので事なきを得た.

この事例で中国は全部こうだと言うつもりはないが,中国人スタッフは個人プレーに走る傾向にある.

上述の例では営業部に会議室の予約状況が全員に分かるようにカレンダーを張り出しておけば簡単に防げたであろう.

「ホウレンソウ」がきちんと回る職場の雰囲気を作り,「ホウレンソウ」が行われるような工夫をちょっとするだけで格段に良くなると考えるのだが.

しかし何でもかんでも「ホウレンソウ」をしてくるのも問題だ.
特に幹部・幹部候補生がしょっちゅう「ホウレンソウ」をして指示を受けるというのはいただけない.

何か判断をしなければならない局面に遭うと,すぐに上司の指示を仰ぐ.これではいつまでたっても幹部としての仕事はできない.

中国の工場でこういう幹部をよく見かける.指示を受ければきちんと仕事をするが,自分で判断したがらない.一見仕事を嫌がらずにきちんとこなす,上司とのコミュニケーションもよい.しかしこれでは幹部としての仕事は任せられない.

実はこのような行動に出る部下の心理は「責任回避」が働いている.
仕事をしてうまく行かなくても指示をした上司の責任であり,自分は指示に従って一生懸命仕事をしたのだから責任はない,という考え方である.

指示にはよく従う.上司の受けのよい報告ばかりする.こういうYESマンばかりでは「ホウレンソウ」はうまく働かない.

「ほうれん草」が「酸性土壌」ではよく育たないのと同じように,「ホウレンソウ」も「賛成土壌」では育たないのだ.
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5Sは品質保証の基本 18:42
5Sは品質保証,生産改善の基本です.

5Sはお客さんが監査に来るからするのではありません.
自ら生産性を上げ,品質を上げるためにするものです.
まずは整理・整頓・清掃で工場を「看える化」しましょう.

5Sとは
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科学的根拠に基づいて5Sを徹底すれば,生産性・品質を改善することが出来る


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